唐津市浜玉町・土石流から１年 砂防ダム安全祈願祭

去年７月の豪雨で土石流が発生し、３人が犠牲となった佐賀県唐津市浜玉町で砂防ダムの建設工事が始まるのに合わせ、安全祈願祭が行われました。
去年７月１０日の記録的大雨により、唐津市浜玉町平原で土石流が発生し、家２軒が流され住民３人が死亡しました。
再発防止のため、佐賀県は、土石流の起点となった谷の出口付近に幅５０ｍ・高さ約１０ｍの砂防ダム１基と、その４分の１程度のもの２基の合わせて３基を、３億７０００万円を投じて建設します。
１２日は、土石流が発生し更地となった場所に関係者が集まり、工事の安全を祈願しました。
佐賀県唐津土木事務所・岸川俊介所長「出来るだけ早く砂防ダムの設置を行いまして、住民の方の安全安心に寄与していきたいと思います」
砂防ダムは２〜３年後の完成を目指します。